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平成25年度チーム 卒業生の紹介

選手名
メッセージ

小野田 泰良

 この度、早稲田大学ホッケー部を卒部させて頂くにあたりまして、ご支援・ご指導を賜りましたOB・OGの皆様、そして我が早稲田大学ホッケー部に携わって頂いた関係者の皆様に熱く御礼申し上げます。
 4年間のホッケーの試合を振り返ってみて、早慶戦、リーグ戦の入れ替え戦、リーグ戦の決勝戦、大学王座決定戦の決勝戦、インカレ1回戦敗退とある意味たくさんの経験ができでとても楽しかったです。選手としてプレーしていた私自身は、これまでのどの試合も楽しかったですが、危なっかしい試合が多く、ある方からは、「もっと安心できる試合を観させてくれよ」と言われたこともありましたし、期待に応えられなかったこともあり、申し訳なかったです。しかし、観客や会場で応援してくださった皆様には、ドラマよりもドラマチックな試合を観て頂けたかと思います。4年間通して辛いと思ったことは特になく、言うならばランニングトレーニングが唯一辛かったぐらいです。ホッケーにおいても、ただ、一つだけ心残りなのは、全日本選手権に出場できなかったことです。後輩たちには是非、大きな目標を掲げてそれに挑戦し続けて欲しいと思います。ホッケーというチームスポーツの醍醐味は、勝利した時に仲間と喜びを分かち合えることだと思います。これまで13年間、勝つためにこれまで練習してきましたが、努力にちょっと裏切られたこともありました。それは、試合等の結果ではなく、また違ったところで報われたのかもしれません。伝統ある早稲田でホッケーができたことを誇りに、そしてここでの経験を糧にこれからの人生に生かしていきたいです。4年間ありがとうございました。

安田 大河

 この度、早稲田大学ホッケー部を卒部させて頂くにあたり、ご支援・ご指導を賜りました多くの方々に厚く御礼申し上げます。私は高校1年から東伏見に通い、7年間早稲田ホッケー部にお世話になりました。始めた当初はまさか大学でホッケーをするとは思っていませんでしたが、隣で練習している大学生に憧れ、その先輩方に多くお声をかけて頂き、大学でも続けることを決めました。大学では自分が思い描いたように上達せず、苦しい時期が多かったです。ですが、最後までやりきれたのはご指導・ご声援頂いたOB・OGの方々、下手くそな自分に時に厳しく時に優しく接して頂いた先輩の方々、頼りない自分についてきてくれた後輩たち、そして4年間のほとんどの時間をともに過ごした同期のおかげです。本当にありがとうございました。特に引退試合に4年間公式戦で1度も勝ったことのなかった山梨学院に決勝の舞台で勝って優勝したことは一生忘れることのない思い出です。リーグ優勝だけでなく、入れ替え戦や早慶戦、主務業など、ホッケー部では色んな事を経験させて頂き、人間として大きく成長できた4年間だったと思います。社会に出ても早稲田ホッケー部としての誇りを持ち、日々精進していきたいと思います。
 これからはOBとして早稲田ホッケー部の発展に貢献したいと思います。後輩たちは、自分たちの目標を果たせるよう頑張って下さい。また近年、学院出身者が増えていますが、もっともっと増えて欲しいと思います。学院生は是非大学のホッケーに挑戦してみて下さい。
 最後になりましたが、中村部長、和田会長をはじめとする稲門俱楽部の方々、その他多くの支援を頂いた関係諸氏の方々には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

宮田 将大

 卒部にあたり、4年間の長い月日をご支援いただきました多くのOB・OGの皆様、一緒に戦ってきた仲間、ホッケーに打ち込ませてくれた家族に厚く御礼申し上げます。
 母校の中学校は全校生22人ほどでホッケー部しかないという環境だったため、ホッケーを仕方なく始めました。いつしか私はホッケーに夢中になっており、ホッケーで日本一を成し遂げたいと思い、私が高校3年時に大学王座準優勝という成績で波に乗っていて、また私が今まで歩んできた環境と似ている少人数チームの早稲田ホッケー部の入部を決めました。1年目は、自分の思うようなプレーができなかったことや膝の怪我で苦しみ、肉体、精神的に辛い思いをし、大好きなホッケーが初めて嫌いになってしまいました。田舎から脱出し、ワクワクで上京してきたのにもかかわらず、山形に何度も帰りたいと思いました。しかし、不器用な私をかわいがってくれる先輩、同期に支えられ、今まで以上にホッケーに向き合うことができ、努力し続けることができました。トレーナーの厚い支えもあり、地道なトレーニングで怪我を克服してきました。多くの方々の支えがあり、私の心も体を大きく変え、一早稲田ホッケー部選手に育ててくれたと思います。1年目の大きな壁を乗り越えたことで、自分自身の能力を高められ、その後は、大学王座準優勝、リーグ戦優勝を2回成し遂げることができました。特に3年時の大学王座で立命館に勝利した時の喜びは最高でした。数々の勝利と汗、涙は多くの方々によって生まれたものだと思っていますし、これから私自身が多くの方々を支えていかなければならないと強く感じています。早稲田に入って本当によかったと思いますし、4年間の感謝の心を忘れず、これから社会人なっても早稲田大学ホッケー部としての誇りを持ち進んでいきたいと思います。

コグラン ショーン

 私は高校時代を含め、7年間東伏見のグランドでホッケーをさせて頂きました。その中でも大学での4年間は非常に内容の濃いものでした。それらを振り返ってみると決して楽しいことばかりではありませんでした。入部当初は大学生のレベルの高さに全くついて行けず、何度も逃げ出したくなったのを覚えています。また、最終学年となった4年目のシーズンは最も悩み、苦しんだものとなりました。強い意気込みを持って臨んだ春リーグはその思いとは裏腹に全く勝てず、入れ替え戦に回ってしまいました。最上級生としてチームを勝利に導かなければならない立場の私が、逆にチームの足を引っ張っているという現状に自己嫌悪すら感じていました。そんな苦しい経験をしたからこそ、最後の秋リーグ優勝は非常に喜ばしいものとなり、一生忘れることのない思い出となりました。最後の最後で関東一強いチームのゴールキーパーとしてホッケーを引退出来たことに誇りを感じています。
 精神的に弱い私が4年間部活動を続けて来られたのは、練習中は厳しくともグランドの外では非常に優しくして下さった先輩方、こんな私を慕ってくれる後輩たち、そして最も多くの時間を共有した同期たちの存在があったからだと断言出来ます。本当にチームメイトに恵まれたなと心から思っています。今後は一OBとして、また早稲田大学ホッケー部の一ファンとしてこのチームに関わっていく所存です。
 最後になりましたが、ホッケー部での活動において大変お世話になった寺本元総監督、原総監督、松本監督をはじめとする全ての方々に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

柳田 洋人

 この度、早稲田大学ホッケー部を卒部するに際し、この場を借りて早稲田ホッケーの諸先輩方並びに関係者、ご助力いただいたすべての方にお礼申し上げます。4年間支えてくださり誠にありがとうございました。これからは部活動で培ったものを十分に生かして早稲田ホッケーの名に恥じない立派な人間として社会に貢献できるよう努めます。
 私は高等学院に入学とともにホッケーに出会いこれまでの人生のうちの7年間をホッケーに費やしてきました。高校、大学ともに早稲田で過ごし7年間の大半を東伏見で過ごせたことを幸せに思い、また同時にかけがえのない経験を多くできたことを感謝しております。
 特に大学での4年間で私は大きな成長を得られたと実感しております。入学した時、全国レベルの仲間たちと練習できることで刺激を受け、ホッケーを純粋に楽しんで学ぶことができましたが、そこでは常に仲間たちと力の差があり、自分の無力さを痛感する毎日でした。それは上級生になり試合に出るようになってからも変わらず自分の実力不足で仲間には何度迷惑をかけたことかわかりません。そんなときも常に部員に助けられ、チームスポーツならではの協働の喜びとチームプレーの精神を学んできました。同期始め先輩、後輩には多く助けられましたし、特に4年生で迎えたシーズンのふがいない成績で多少なりとも4年生に対する不満はあったことでしょうが、それでも僕たち4年生についてきて支えてくれた後輩達には感謝していますし、結果的に最後の真剣勝負をリーグ決勝として迎え、勝利し優勝できたのも後輩の力が大きかったと思っています。残念なことは最後の早慶戦、必勝の想いで臨みましたが、大敗してしまったことです。後輩達にはこの悔しさを持ったまま卒部してほしくないので来年以降の早慶戦、負けのないよう頼みます。頑張ってください。7年間で早稲田ホッケーからいろいろ得られました。本当にありがとうございました。

小黒 喬史 

 はじめに、早稲田大学ホッケー部を卒部させていただくにあたり、部を支えてくださった監督、コーチ、OB・OGの方々に厚く御礼申し上げます。また、ともに同じ時間を過ごしてきた後輩たちに感謝の気持ちでいっぱいです。私は大学まで他のスポーツに携わっており、大学院に進むまでホッケーとの関わりはありませんでした。だからと言って、何も行動を起こせないのでは自分の存在価値はないと思い、素人だからこそ冷静に、客観的に競技を見つめて、このチームに本当に必要なことが何なのかを自分なりに模索した2年間でした。後輩たちには偉そうだったと思うし、監督やコーチの方々には生意気な口をきいたこともありました。それでもみなさんが私の言動を快く受け入れてくださり、本当に自由にさせていただきました。1年目の春リーグ優勝、立命館大に勝利して関東王座準優勝、2年目の入れ替え戦、10年間勝ちがなかった法政大に勝利、そして秋リーグ優勝と非常に内容の濃い2年間でした。特に2年目は入れ替え戦から優勝まで、振れ幅の大きい1年間でした。その分悩んだこともつらかったこともありましたが、それと同じくらい喜びも大きかったと思います。普段はふわふわしていた選手たちも、公式戦での集中力は凄まじく、力ずくで結果を勝ち取ってくる姿はとてもかっこよかったです。今後も影ながら部を支援していきたいと思います。どうか怪我には気をつけて、トレーナーの言うことをちゃんと聞いて、頑張ってください。

矢野 美月

 この度は、早稲田大学ホッケー部を卒部させて頂くにあたりまして、ご支援・ご指導を賜りました多くの方々に厚く御礼申し上げます。4年間を沢山の方々に支えて頂き、無事に卒部することとなりました。
 大学に入学してホッケーという競技に出会い、その魅力に惹かれて入部してから卒部するまで、本当に沢山のことを経験をさせて頂きました。トレーナーとして初めてサポートする側での部活動、はじめはわからないことだらけで毎日が勉強の日々で大変ではありましたが、とにかく全てのことが刺激になり、毎日がとても楽しかったです。とても優秀なトレーナーの先輩と後輩がいらしたので、自分がこの部に何が残せたかはわからないですけど、それでもみんなが居てくれてよかったと思ってくれるのであればそれで良いのかなと思います。選手に比べたらホッケーに関わる期間は短かったですが、数ある部活動の中からこのホッケー部を選び、最後にこうしてこの場にいれることをとても誇りに思います。ホッケーというスポーツに出会えて本当によかったです。この4年間で学んできたことを活かして今後も勉学に励んで参りたいと思います。いつの日かBIGになって早稲田大学に帰ってきますので、その時にはホッケー部のお役に立てるような人材となれますように。最後になりましたが、4年間、ありがとうございました。今後のホッケー部の更なる発展と、愉快で頼もしい後輩たちの活躍をお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。

堀部晶瑠

 まず初めに私が早稲田大学ホッケー部を卒部することができたのは、支えてくださったOG・OBの皆様、応援して下さった関係者の皆様のお陰だと感じています。本当にありがとうございました。
 1年生の6月頃、同期の明日香の入部が決定しました。私はゴールキーパーで、フィールドプレイヤーのことはあまり教えてあげることはできませんでしたが、明日香はチームのため、私のために毎晩遅くまで練習をし、皆のレベルに追いつこうと必死でした。彼女の必死さが刺激になり、明日香をサポートできるくらい上手くなりたいという気持ちを持つようになりました。そして4年生になった私達は主将、副将という役職に就きました。正直私は主将向きの性格ではなく、チームをまとめること、人の前に立って行動することはとても苦手でした。明日香に何度も頼ってしまい、明日香の負担を大きくしてしまいました。それでも必死に頑張ってくれた明日香がいたからこそ、今の私がいるのだと感じています。
 4年間早稲田大学ホッケー部で活動させていただいて、一番感じたのは人の温かさです。OB・OGの方々は時間を作ってグラウンドに足を運んでくださり、試合の応援もしてくださいました。私達が素晴らしい環境で活動することができたのは、OG・OBの方々の支えがあったからこそだと感じます。観客席から聞こえる声援に何度も助けられました。
 この早稲田大学ホッケー部で活動した4年間は私にとって宝物であり、一番の学びの場であったように感じます。純粋にホッケーを楽しみ、人として大きく成長することができる、早稲田大学ホッケー部でホッケーをすることができ、本当に嬉しく思います。
 これからも早稲田大学ホッケー部は続いていきます。自分自身満足した形で終わらせることなく、これからはOGの一人として後輩達を支えていきたいと思います。4年間本当にありがとうございました。本当に多くの方々に感謝しています。

三柴明日香

 この度ホッケー部を卒業させていただくにあたり、4年間の長きに亘りご指導下さった監督・コーチをはじめ、OB・OGの皆様、ご支援下さった全ての方々にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
 初めてホッケー場を目にしたのは4年前のゴールデンウィーク、女子部の練習試合の日でした。堀部がゴール裏で一人泣いている姿を見て、なぜか「支えになりたい」と思っている自分がいました。卒部するまで一度も変わることのなかったこの気持ちは、どこかで投げ出しそうになる私を支えてくれていたように思います。
 高校までソフトボールをしていた私がホッケー部に入部するということは、自分の築いてきた小さなプライドを捨てることも意味していました。余計なプライドを全て捨ててみて初めて、私一人では何もできないのだということに気付きました。気付いた時は急に怖くなり、チームメイトの見ている世界と自分の見ている世界は違うような気がして疎外感を感じたこともあります。しかしそんな時に周りを見渡すと、そこにはいつも家族や友人、先輩、同期、後輩がいました。自分を支えてくれる人達、ホッケー部に関わって下さるすべての方々を含めた「チーム」のために頑張りたいという想いが、私を強くしてくれました。誰かの笑顔がこんなにも嬉しくて、誰かの涙がこんなにも悔しく感じるのかと、改めてチームであることの意味を教えてもらったような気がします。また、未知の世界に飛び込むことの怖さと面白さを教えてくれたのもホッケー部です。これからまた新しい世界へ飛び込んでいくことになりますが、自分がどこまでいけるのか、臆することなく挑戦し続けたいと思います。困難の方が多いかもしれませんが、苦しい時にこそ苦しい選択ができる人でありたいです。
 最後になりましたが、何か一つでも異なる選択をしていれば出会うことのなかった方々に出会わせてくれた運命に感謝します。4年間、本当にありがとうございました。

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