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平成19年度チーム 卒業生のメッセージ

選手名
メッセージ

植田 拓郎

 小学校からホッケーを続けてきた私にとって、毎日、ホッケーが出来るということは当たり前のことでした。当たり前すぎて、ホッケーを楽しいと思ったことは正直、あまりないと思います。中学、高校での入部のときも、絶対続けたいという気持ちがあったわけではないですし、入ったら入ったで辛い練習もありますし、痛い思いもしますし、負けることもあります。続けなければ、他の違ったことも体験できたかもしれません。それなのになぜここまでホッケーを続けてこられたのか考えてみると、ホッケーは自分が本気で取り組める、真剣になれるものだったからだと思います。辛いこともある中で、心のどこかで、ホッケーを通して得られた充実感、自分が少しでもうまくなった、成長したという実感、そして他の人と一緒に真剣に物事に取り組める幸せを感じていて、ホッケーやってて良かったな、ホッケーしてるときが幸せだなという思いに繋がっていたのだと思います。真剣になれるものがあることはとても幸せなことだと感じ、早稲田大学での4年間で、ホッケーは自分にとって大切なものだと気づかせてもらいました。
 また、早稲田でホッケーを通して多くの方々と出会えたことはとても幸せでした。一緒にホッケーをすることが出来た先輩方、同期、後輩には自分にないものを持っている人ばかりで、学ばせてもらうことも多く、本当に恵まれていたと感じます。特に主将を務めさせていただいた1年間は、多くの方にこのチームを支えて頂いているという事を実感しました。中村部長、佐野稲門倶楽部会長をはじめOB・OGの皆様、寺本総監督、田瀬監督、その他多くの支援を頂きました関係諸氏の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。そして、自分の力のなさを痛感した1年でしたが、そんな私と一緒に一生懸命取り組んで協力してくれた同期、後輩に感謝したいと思います。
 後輩には、これまでと変わらず、ホッケーを大切にして、真剣に、楽しく、競技スポーツだからやっぱり一つでも多く勝って、充実した日々を送って欲しいと思います。

鷲田 剛

 私にとって早稲田大学での学生生活は、ホッケー無しには語れない4年間でした。大学に入学する時、学生生活は楽しもうと思っていました。その時、部活動は学生生活のほんの一部だと考えていて、それよりもむしろ部活動とは違った遊ぶことに力を入れたり、バイトをしてみたり、部活動は楽しめれば良いかなぐらいに思っていました。しかし、いざ大学生活が始まると部活動に時間が割かれてしまい、他のことはほとんどできませんでした。更に3年生の時には主務という役職についてしまい、自分の自由な時間は減ってしまいました。部活動が大変だったり、主務の仕事が辛かったりして辞めたいと思ったこともありました。しかし辞めなかったのには、私を支えてくれる同期、強いリーダーシップで引っ張ってくれた先輩方、私たちに一生懸命付いてきてくれた後輩たちの存在が大きかったと思います。ホッケーはチームスポーツです。私はホッケーを通して、一人ではどうしようもないことでも、みんながいればどうにかなること、1+1が2だけではなく、3にも4にもなることを知りました。辞めずに続けて良かったです。部活動ばっかりで、他のことはほとんどできませんでしたが、楽しい学生生活でした。
 最後になりましたが、4年間私たちを御支援、御指導頂きましたOB、OGの皆様、そして我が早稲田大学ホッケー部に携わって頂いた関係者の皆様に深く感謝申し上げます。この伝統ある早稲田大学ホッケー部でプレーできたことを、とても誇りに思います。ありがとうございました。

内山 修平


 早いものでもう引退。少しばかり入学の経緯を思い出しました。私が早稲田に進学を決めた理由は2つあります。まず人数が少ないながらも全国3位になった団結力に好感を覚えたからです。私の高校では皆が予備校や別の用事などで部に顔を出さないのも許されてしまうような具合で、不完全燃焼でした。もうひとつはその・・・ブランドです(笑)。とにかく強いチームでホッケーがしたかったのです。そんなあらましです。
 実際今早稲田に入ったことは正解だったと確信しています。なかなか結果が出ない時期や、私自身怪我をして半年ホッケーできないときもあったり、何度か後悔して辞めようかと思ったこともありました。しかしそれ以上に最高の仲間との出会い、懸命にホッケーをした毎日、好例の飲み会。そして何より最後の最後での早慶戦勝利は、皆で掲げた全国制覇という目標は果たせなかったことを補って、あり余る満足感を与えてくれました。本当にとても楽しい日々をホッケーをしてきて過ごすことができたのです。
 最後になりましたが、4年間多方面で支えてくださった寺本総監督や田瀬さんを初め多くの方々に厚くお礼を申し上げます。ほんとうにありがとうございました。早稲田ありがとう!

波多野 大祐

 こうして4年間の大学生活を終え、無事卒業できることを嬉しく思います。いま思い返してみると、ここにこうしていられることがとても不思議に思います。最初はホッケーなんてやるつもりはありませんでしたし、ましてや早稲田大学に入れるなんて思ってもいませんでした。こうしていられるのもホッケーに出会ったからです。早稲田大学ホッケー部にはいって本当によかったと思います。選手数が少ないなどいろいろと大変なこともありましたが、そういうことがあったからこそ必死になってホッケーに打ち込むことができたのではないかと思っています。またホッケーだけではなくいろいろな事においていい経験ができたと感じています。卒業後もこの早稲田大学ホッケー部で学んだことを糧にして選手、指導者として頑張っていきたいと思っています。早稲田大学の名に恥じぬように頑張りますので、これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。

市原 麻亜子

 

 私が学生トレーナーとしてホッケー部に入部したのは、2年の冬でした。それからの2年間、短い間ではありましたが、ホッケー部の皆さんと過ごした日々は、私の中で大きな糧となり、素晴らしい経験であったと自信を持って言う事が出来ます。
 人数の少ないチームでいかにしてケガ人を出さないようにするために、またケガをしている選手が早く復帰するために私にできる事は何だろうか、と考える毎日でした。時には自分の知識不足や経験不足が原因で思い悩むこともありましたが、そのような私のことを常に信頼し、また協力してくれた素晴らしい選手と出会えた事をとても嬉しく思います。
 最後になりましたが、トレーナーとしての役割を深くご理解頂き、全力でサポートして頂きました寺本総監督を始めとします指導陣の皆様、また稲門ホッケー倶楽部のOBOGの皆様のご協力なしでは私の学生トレーナーとしての活動はなかったと思います。本当に有難うございました。
 これからもトレーナーとして現役選手たちへ出来る限りのサポートをしていきたいと考えています。今後とも現役選手へのご指導、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。

唄 梢恵

 中学1年でホッケーと出会ったときは、まさか自分が10年間続けるなんて、そして早稲田でプレイするなんて夢にも思っていませんでした。
 早稲田での4年間は、想像以上に辛いものでしたが、自分で考えてプレイすることを学び、何より自分を支えてくれる仲間や両親のありがたさを知ることができました。また私たちのためにご尽力頂いた寺本総監督を始めとする指導者のみなさんや、OBOGの方々には深く感謝致します。
 後輩のみなさんにはきれいだけでなくひたむきに、笑顔を忘れずにホッケーをしていってほしいと思います。目標を達成させるためには様々な苦難があると思いますが、どんなときでもみなさんには支えてくれている両親、OBOG、指導者、そして何より仲間がいることを忘れないでいてください。絶対に終わりのないトンネルはありません。そう信じて頑張ってください。
 最後に4年前、早稲田を選んで本当に良かったです。これからはOGとして、現役のサポートをしていければなと思います。
 今まで本当にありがとうございました。

吉田 真弓

 まず、はじめに4年間という長きにわたり、支えて頂いた多くの皆様に御礼申し上げます。
卒部にあたり、練習や試合をこなすのに精一杯で気をつかなかった、時の流れの早さを改めて実感しています。4年間ホッケーをする中で、喜びや楽しさだけでなく、苦しい事や悩む事も多くありました。しかし、それらを乗り越え楽しくプレーできたのは監督をはじめとする指導者の方々、先輩方、後輩、家族や友人、そして同期という多くの方の支えがあったからこそではないかと思います。周囲の支えを力にし、精一杯頑張ることができたのではかけがえのない経験です。
 後輩の皆さんには強いだけでなく、感謝の気持ちを忘れない素敵なチームになってほしいと願っています。これからはOGとして微力ながら貢献できればと思っています。
 最後になりましたが、4年間本当にありがとうございました。

林 祐美子

 私がホッケーと出会ったのは高校1年の春でした。そのときは、「こんな腰の痛そうなスポーツは絶対にやらない。」と思いました。しかし、気づいてみればそれから7年間、ホッケーにのめりこんでいました。特に大学に入ってからは、オフでも毎日のように東伏見にいた気がします。東伏見のグラウンドでホッケーをしている時間は、私にとって本当に大切で楽しい時間でした。こんなに1つのことに情熱をかけられたことをすごく誇りに思っています。4年間を振り返ってみると、もちろん楽しいだけではなく、怒られて、泣いて、悩んでばかりでしたが、それでも楽しかったと思えるのは、一緒に長い時間を過ごしたチームのみんながいたからだと思います。同期を始め、先輩、後輩のみなさんがいつもそばにいてくれて、支えてくれました。そしてチームメイトだけではなく、両親や、寺本総監督を始めとしたたくさんのOBOGの方々、グラウンドに来てホッケーを教えてくださった方々の支えがあったからこそ、私は頑張れました。本当に言葉では伝えきれないぐらい感謝しています。
 後輩のみなさんには、ホッケーを楽しむ気持ちと感謝の気持ちを常に忘れずに、自分たちらしいホッケー、チームを作り上げていってほしいと思います。
 最後になりましたが、これからはOGとして少しでも部に貢献出来たらと考えています。今後とも女子部への御支援、御声援よろしくお願い致します。

田澤 純子

 私がホッケー部に入ったのは、先輩や同期との偶然の出会いからでした。その偶然からホッケーを知り、そこで多くの素晴らしい人達と出会えました。
 最初はホッケーをすることに悩んだこともありましたが、最後に、試合で感動の涙を分かち合えた時には悩んだこともすっかり忘れていました。そして、最高の笑顔で引退でき、心からホッケー部に入って良かったと今では感じています。しかし、私がこのような充実した4年間を過ごせたのはホッケーを通して出会えた方々を抜きには考えられないことです。監督、コーチ、OB・OGの方々には、目に見える部分だけではなく、目に見えない部分もサポートしていただき、本当に感謝しています。ありがとうございました。そして、共に喜び、笑い、泣いた先輩、後輩、同期の仲間。その仲間がいたから頑張れましたし、どこからか力が湧いてきました。共に過ごしたこの時間はかけがえのないものであり、一生の思い出です。これからも後輩のみんなには、この環境を当たり前と思わず、感謝の気持ちをもって仲間と一緒にホッケーができるということを思う存分に楽しんでほしいと思います。
 私はこれから社会人になりますが、今まで支えてもらった分、今度は私が皆さんをサポートし、どんな時でも応援していきたいと思っています。
 それでは最後になりましたが、4年間、本当にありがとうございました。

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