平成22年度春季関東学生リーグ日程&試合結果  

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男子チーム

 ■平成22年度春季関東リーグ(1部Bプール)

早稲田△ 3−3 △法政     (4月11日14:45 東伏見グランド)
早稲田○ 10-0 ● 学習院   (4月25日14:45 東伏見グランド)
早稲田○ 3-1 ● 明治     (5月9日14:45 東伏見グランド)
1部Bプール
早稲田
法政
明治
学習院
順位
早稲田
3-3
3-1
10-0
1
法政
3-3
2-4
6-0
3
明治
1-3
4-2
8-0
2
学習院
0-10
0-6
0-8

4


<1-4位順位決定戦>
   早稲田● 1-2 ○慶応   (5月16日13:00 法政多摩グランド)

<3-4位順位決定戦>
   早稲田● 1-3 ○明治   (5月29日13:00 慶応日吉グランド)
 <男子1部リーグ最終結果>
   優勝:
山梨学院大 A慶應大 B明治大 C早稲田大 D東京農大 E駿河台大 F法政大 G学習院大 

女子チーム

 ■平成22年度春季関東リーグ(1部Bプール)

早稲田○ 6-2 ● 法政      (4月18日14:45 東伏見グランド)
早稲田○ 13-0 ● 学習院   (4月25日12:30 東伏見グランド)
早稲田● 0-1 ○ 駿河台    (5月9日14:45 駿河台グランド)
1部Bプール
駿河台
早稲田
法政
学習院
順位
駿河台
1-0
7-1
16-0
1
早稲田
0-1
6-2
13-0
2
法政
1-7
2-6
2-0
3
学習院
0-16
 0-13
0-2

4

<1-4位順位決定戦>
   早稲田● 0-8 ○山梨学院   (5月30日14:45 慶応日吉グランド)

<3-4位順位決定戦>
   早稲田○ 5-0 ●慶応   (6月12日13:00 慶応日吉グランド)
 <女子1部リーグ最終結果>
   優勝:
山梨学院大 A駿河台大 B早稲田大 C慶應大 D東京農大 E東海大 F法政大 G学習院大


試合レポート

男子

早稲田△ 3-3 △法政  4/11 東伏見グランド

 今季公式戦1戦目となる春季リーグ対戦相手は法政大学。ここ数年早稲田が唯一白星をあげることができていない苦手な相手だ。
 試合は開始早々すぐに動き出す。前半
3分、早稲田DFのわずかな隙を突いて法政FWが早稲田陣サークル内に持ち込み、そのまま強烈シュート。ゴールが決まりあっさりと先制点を許してしまう。しかし12分、早稲田はPCを獲得。K藤本の放ったシュートは相手DFに当たってコースが変わり、法政GKや反応できずに得点する。その後はやや法政優勢の展開が続くが、28分早稲田は法政サークル内に攻め上がり強烈なシュートを放つ。しかし惜しくもDFにかわされる。続く29分、法政にPCを与えてしまうが、この試合がデビュー戦となる1年生GKコグランの好守で失点を防ぐ。このまま1-1で前半を終了。
 後半は両チームともPCやシュートチャンスを得るがうまく得点に結びつけることができず互角の展開となる。15分、中盤右サイドから攻め上がった早稲田はそのままサークル内に持ち込み法政DFの反則を誘いPCを獲得。K藤本が放ったシュートのこぼれ球を再びK藤本が押し込み逆転勝ち越しのゴール。さらに攻め続ける早稲田は16分、先程と同様の展開で右サイドから攻め上がり、相手DFの反則で再びPCを獲得。このチャンスでも混戦からシュートを放ち決まったと思われたが、こちらは惜しくもゴールのバーに阻まれ得点はならず。やや動きの鈍くなった法政に対し攻め続ける早稲田は20分、自陣で法政から奪ったボールを縦パスとドリブルでFWH大橋へとつなぎ、これを大橋が見事に決めて追加点を奪う。この後法政にPCPSを与えてしまうがDFGKコグランの好守でゴールを死守する。この時点で後半残り5分、もはやゲームの流れは完全に早稲田であった。しかしここから法政の底力が発揮される。残り3分、早稲田サークルトップでややアンラッキーな展開で反則を取られて法政にPCを与え、これを決められ1点差とされてしまう。さらに終了1分前に再びPCを取られ、これもあっさりと決められ同点。土壇場で追い付かれてしまった。そしてそのまま試合終了。
 公式戦の初戦で終盤に点を奪われてしまったのは過去2年間と同様の展開であり反省すべき点である。しかし昨年は初戦をきっかけに逆に早稲田が粘りの試合でリーグ制覇を成し遂げた実績がある。3戦目の明治戦勝利に向け更なる練習を期待する。

早稲田○ 3-1 ●明治  5/9 東伏見グランド

 リーグ3戦目の対戦相手は明治大学。初戦の法政戦が引き分けだったため、今回勝利して確実に順位決定戦への進出を決めたい大事な試合だ。
 前半開始後しばらく両者互角の戦いが続く。明治はゴールはならずとも何本かのシュートまで攻撃が続いている。一方早稲田は立ち上がり緊張感が取れないのか(ホームグラウンドだが)、やや雑な動きで終盤シュートチャンスまで持ち込めないでいる。しかし開始15分頃より徐々に固さも取れ動きがよくなってきた。19分、Q石尾がドリブルで持ち込み、サークルトップから相手DFをかわしリバースヒットでシュートをする。しかし惜しくもゴール枠を外してしまう。続く21分には右からのクロスボールにゴール前のP山本が合わせるが、これもゴール枠を外してしまう。逆に26分、明治に中盤から攻め込まれる。相手FWの巧みなドリブルでサークル付近まで持ち込まれ、そのままリバースでシュートを打たれ失点を許してしまう。その後も明治のペースは続き、28分、30分と決定的なゴールチャンスを奪われるが、どちらも相手FWのミスにより失点は免れる。前半終了直前の33分、早稲田PCのチャンスで、是非これを決めて前半を終えたいところ。ここは見事サインプレーからQ石尾が決め同点とし、前半を終了。
 後半開始後5分、明治にPCを許してしまうがGKコグランが好守を見せる。10分、早稲田PCを獲得。このチャンスでは1点目とは別パターンのサインプレーが見事決まり、E大野のシュートで得点し逆点とする。その後明治の攻撃が続き何本かシュートを打たれるが、GKコグランがゴールを守る。さらに23分、PCから決定的なシュートチャンスを明治に与えてしまうが、明治はこれを決めることができない。一方26分にはQ石尾が相手サークル内の混戦からゴールを決め2点差としかなり優位な展開となる。だが1か月前の法政戦では、後半残り5分、2点差を守り切れず同点とされた苦い経験がありここで気を許すわけにはいかない。周囲の期待とは裏腹にどうしても守備の意識が先に立ってしまい早稲田は終了直前明治に攻め続けられてしまうが、今回は自陣での落ち着いた守備によりその後失点することなく3-1と勝利することができた。


女子

早稲田○ 6-2 ●法政  4/18 東伏見グランド

早稲田○ 13-0 ●学習院  4/23 東伏見グランド

 春季学生リーグの2戦目の対戦相手は学習院大学。プール1位をかけた次回の駿河台戦に向け弾みをつけるため、この試合ではできるだけ得点を取り勢いづけたいところだ。
 試合は終始早稲田ペースで展開するが、序盤は緊張のためかなかなか得点できない。ようやく16分、J井上が左からのセンタリングをダイレクトシュートして先制。20分にはPCから、G西村がリバウンドを押し込み2点目。続く25分、PCからサインプレーでゴール左のB末森へのパス&シュートで得点。28分にはゴール混戦からJ井上がゴール。さらに30分、33分、35分とPCから3点目と同じPCからのサインプレーでB末森が連続で得点。ここで7-0で前半終了。
 後半に入っても早稲田は攻め続ける。5分、相手陣深く、左サイドからのセンタリングをB末森がサークルトップで受け、DFをかわしてゴール。10分、早稲田のシュートボールを相手GKの反則でPSを獲得。I奈良が落ち着いて決める。16分には右サイドから相手サークルへのクロスボールをH狐塚がリバースヒットでゴール。21分にはB末森がこの試合6点目を決める。さらに早稲田は24分と34分にもPCからゴールを決め、終わってみれば13得点をあげ快勝した。

早稲田● 0-8 ○山梨学院  5/30 慶応グランド

 春季リーグの順位決定戦1戦目。対戦相手は強豪山梨学院大である。個人技、組織力共実力差は歴然としており勝利の可能性は決して高くはないが、これまで積み上げてきた春のトレーニングの成果を試すには絶好の相手だ。
 前半立ち上り、山梨学院に立て続けにフィールドゴール
2点を奪われる。早稲田も数少ないカウンターのチャンスで相手陣まで攻め込むが、なかなか相手サークルまで持ち込むことができない。15分にPCから山梨学院に3点目を許す。その後は相手攻撃を何とか全員で守り失点を抑えていたが、終了直前の34分に再びPCを取られ、これを決められ0-4で前半を終了。 後半も山梨学院ペースで試合は進む。3分、早稲田陣内左側より強烈なセンタリングを打たれ、これをゴールの逆サイド側にいた相手FWにリバースでタッチされ失点される。続く7分にはフィールドゴール、12分にはPCから、そして18分にもフィールドゴールで得点を奪われる。一矢報いたい早稲田は、終了5分前に相手サークル内までパスとドリブルで攻め込み、相手反則を誘いPCを獲得。これをサインプレーで慎重にボールを回し、フリーのシュートチャンス。シュートボールはいったん相手GKに止められ、リバウンドボールを再び早稲田FWが押し込もうとするが、これもGKにセーブされこの決定的なチャンスを生かしきることはできなかった。
 結局試合はこのまま
0-8で終了。今回は自分達らしいホッケーができなかったが、次回のリーグ戦最終となる3位決定戦(対戦相手は慶応)では満足のいく勝利を目指してほしい。