平成20年度大学秋季リーグ試合結果  

 ※リーグ戦スケジュール一覧はこちらをご覧ください
 ※試合結果をクリックすると試合レポートが表示されます

 ※その他の試合については「関東学生ホッケー連盟」のサイトをご参照ください

男子チーム

 ■平成20年度秋季関東リーグ(1部Bプール)

早稲田○ 3−2 ●明治   ( 9月15日14:15 東伏見グランド)
早稲田● 0−3 ○農大   ( 9月21日13:00 東伏見グランド)
早稲田○ 1−0 ●駿河台  (10月12日13:00 東伏見グランド)
1部Bプール
農大
明治
早稲田
駿河台
順位
農大
2-1
3-0
7-0
1
明治
1-2
2-3
3-1
3
早稲田
0-3
3-2
1-0
2
駿河台
0-7
1-3
0-1

4

<1-4位順位決定戦>
    早稲田● 1−3 ○山梨学院 (10月26日14:15 法政グランド)
<3-4位順位決定戦>
    早稲田● 1−6 法政 (11月16日12:30 法政グランド)

<男子1部リーグ最終結果>
    優勝:山梨学院大 A東京農業大 B法政大 C早稲田大 D慶應大 E明治大 F駿河台大 G学習院大

女子チーム

 ■平成20年度秋季関東リーグ(1部Aプール)

早稲田○ 4−0 ●東海     ( 9月15日13:00 東伏見グランド)
早稲田● 1−2 ○農大     ( 9月21日14:15 東伏見グランド)
早稲田● 0−5 ○山梨学院  (10月12日14:15 東伏見グランド)
1部Aプール
山梨学院
早稲田
農大
東海
順位
山梨学院
5-0
8-0
21-0
1
早稲田
0-5
1-2
4-0
3
農大
0-8
2-1
5-1
2
東海
0-21
0-4
1-5

4

<5-9位順位決定戦>
    早稲田 6−0 ●学習院大 (10月19日10:45 慶應グランド)
<5-6位順位決定戦>
    早稲田 3−1 ●慶應大 (11月9日10:45 慶應グランド)

<女子1部リーグ最終結果>
    優勝:山梨学院大 A東京農業大 B駿河台大 C法政大 D早稲田大 E慶應大 F東海大 G学習院大


試合レポート

男子

早稲田○ 3−2 ●明治  (9/15 東伏見グランド)

秋季関東学生ホッケーリーグ男子一部緒戦対明大戦は女子に引き続き14時45分から開始された。早大は怪我で先々週の関東インカレ法大戦を欠場していた藤本・多和田が復帰、ベストメンバーで重要な秋初戦を迎えることができた。試合は開始早々早大BKの連携ミスから明大FWにドフリーでリバースシュートを打たれるが幸いフカして事なきを得る。早大は5分に得た最初のPCでサインプレーを試みるがH大橋のシュートはゴールを外れる。その後12分にK藤本がサークル左から侵入しシュート、15分にI吉田が左からのセンタリングに合わせるが惜しくもゴール右に外れる。好機が続いた早大だが16分にGKのミスからPCを取られ、そのPC崩れから決定的なシュートを打たれるが@柴田が今度は身体を張って好セーブで失点を防ぐ。その後、20分カウンターからM窪田→藤本→坂田の華麗なパス回しからサークルイン、得点にはならなかったが徐々にペースが早大に傾いてくる。そして迎えた25分、二本目のPCを窪田がゴール右にパスを出し、それをO福井がダイビングで合わせ先制点を上げる。26分にも藤本がリバースで決定的なシュートを放つが惜しくもLCに逃げられる。前半はこのまま1対0で終るかと思われた34分、三本目のPCを今度は藤本がストレートで決め、願ってもない時間に追加点が入り、2対0で折り返す。後半は開始早々から明大が目の色を変えて反撃に出る。37分中盤での不用意なパス回しから明大に中央を割られ、あっさり1点を返される。これで浮き足立った早大は39分、またもや自陣での不用意な横パスをカットされ連続失点、後半開始4分でゲームは振り出しに戻る。47分に早大はPCを取るものの藤本のシュートはGKに止められる。その後は明大の一方的なペースになり48分カウンターから大ピンチを迎えるが明大のリバースシュートはワクを外れる。49分には2対1の決定的ピンチをGK柴田の好守で辛くも失点を防ぐ。50分にも明大に連続してPCを取られ逆転は時間の問題と思われた。流れが変わったのが60分、明大がラフプレーにより2名が時を経ずして一時退場になり、人数的に有利に立った早大は久々にゲットした4本目のPCを藤本が2点目と同じくストレートで左隅に決め勝ち越し点を上げる。その後は点を取るため前がかりになった明大に対し早大は冷静に対処し、カウンターから再三好機を迎えるが相手GKの好守もあり、得点できない。ヒヤヒヤものではあったが最終的に早大が守り抜き、3対2でタイムアップ。貴重な勝ち点3をゲットした。PC早大9本:明大4本早大の勝因は前の試合に比べ、選手のコンディションがよく、前半は相手に走り勝っていたことに尽きる。また課題のPCもバリエーションを絡めたことにより明大GKがコースを絞りきれなかったことが2点目、3点目につながった。守備もセットプレーに対し、粘り強く対応できており、昨年とくらべても安定感が出てきたと感じる。一年生も本日の試合に関しては4人とも最低限の仕事はこなしており、及第点を与えられる。反面、本日の試合も反転速攻からやらずもがなの失点を喫しており、前回の法大戦でも指摘した中盤での決定的なパスミスが再三見られ、インカレベスト4レベルの相手だと大量失点の懸念を大いに抱いた。次の試合までにはこのバイタルエリアでの対応を是非考えてほしい。個々の力では正直なところ明大のほうが上と思われたが、本日の試合に関しては早大の集中力が紙一重で勝っていたように感じる。春に慶応に負け、ずるずる行ってしまったことに比べると本日この勝利の意味は非常に大きいと言える。ギリギリの戦力の中で大変なことも多いとは思うがこの結果に浮かれることなく、来週の農大戦も本日以上の戦いで勝利してほしい。
(1985年卒 小田さんレポート)

         
 
         

早稲田○ 1−0 ●駿河台大  (10/12 東伏見グランド)

初戦の明治戦に勝って上位グループ進出に有利な状況となった男子チームだが、年々実力をつけている駿河台大学、決して油断できる相手ではない。
ゲームは予想通り開始直後から早稲田ペースで進む。ほぼ7:3の割合で早稲田が攻めている。しかし・・・、なかなかゴールが決まらない。前半11分、早稲田がPCを獲得するが、これは得点に結びつけず。17分相手陣内サークル左側よりFHのチャンス、この攻めからサークル内で相手反則を誘いPC獲得。しかしこれも決められず。28分にDF野本がイエローカードを受けてしまいしばらく一人少ないメンバーとなる。直後の30分、早稲田攻撃からFW藤本がサークル内へドリブルで持ち込みシュート。しかしこれも枠を外れる。続く31分、再びPCのチャンス。今度はサインプレーで、ボールをヒットすると見せかけサークルトップ右側のFW吉田にパス。吉田がそのままゴールに押し込みゴール。前半残り5分でようやく欲しかった先取点をもぎ取る。そして前半終了

後半6分、早稲田PCを獲得。しかし得点に結びつかず。15分駿河台陣内の混戦から吉田がドリブルでサークルに持ち込む。一旦飛び出してきた相手GKをかわしながらシュートを放つが、すぐにGKが戻りゴールを死守。惜しくもゴールならず。20分今度は駿河台に攻められ、自陣サークル右側より相手に強烈なリバースシュートを放たれるが、これはGK柴田が死守。29分藤本がドリブルで持ち込んでシューとを放つが枠を外れる。さらに31分相手陣内右側からの攻めで、早稲田FWからの強いセンタリングをサークルトップにいた野本がダイレクトシュート。決まったに見えたが僅かにゴール左にそれてしまう。そのまま後半0-0で終了。

結局再三攻めていた早稲田だが結果は1-0に終わった。3〜4点は取っていてもおかしくない内容だったが完全に決定力不足であった。格下相手の試合では点を取れるときに取るゴールへの執念と集中力が必要とされる。今後行なわれる順位決定戦、インカレではゴールチャンスでは更に少ないチャンスをものにしなければ勝つことはできない。
         
         
早稲田● 1−3 ○山梨学院大  (10/26 法政グランド)

秋季関東ホッケーリーグ一部順位(1-4位)決定予備戦、対山梨学院大戦は10月26日法政大Gで行われた。試合開始からボールがめまぐるしく動く早い展開の中、早大も互角に試合を進める。5分にはK藤本からJ小川に好パスが入りフリーになりかけるが山梨守備陣を突破しきれない。山梨も6分、7分にPCを取得するがGK@柴田の好守もあり、得点できない。早大も8分F坂田→I吉田→藤本とパスがつながり藤本が倒れこみながらシュートするもわずかに届かない。その後、山梨の激しい攻撃をよく防いでいた早大は21分連続してPCを取るが決まらない。お互いになかなか得点できないこう着状態で早大ペースと言ってよい展開だったが27分、山梨は早大ボールを中盤でカットし反転速攻からPCを奪い、このシュートが一番騎に当たってコースが変わり不運な失点を喫する。前半はそのまま1対0で終了。 後半も前半と似たような展開が続く。山梨は40分、43分とPCを取るが入らない。早大もO福井、小川が突破を試みるが分厚い山梨の守備網をなかなか崩せない。迎えた55分、サークルトップでの早大トラップミスを山梨は見逃さず、フリーでクリーンシュートを決められ2対0とされる。その後早大は右サイドから山梨を攻め続けるがなかなか決定的なチャンスにならない。反対に64分、PCを取得した山梨はゴール右上に豪快にフリックシュートを決め決定的な3点目をあげる。インカレでの再戦を考えるとやられっぱなしでは終われない早大も死力を振り絞って反撃に転じ、68分右からの打ち込みをH崎尾が見事なタッチシュートで合わせ1点を返す。しかしながら反撃もここまで、結局3対1で敗れた早大は3位決定戦に回ることになった。 この試合を見て思ったのは敗れはしたものの、ここに来て早大はよく成長しており、春と比べると別のチームのように感じことである。特に守備は主将M窪田、B多和田、L野本を中心に安定感を増しており、この日は守備に専念していたA金尾の健闘も光った。失点につながった場面は全てトラップミス、反転速攻からであり、たとえ山梨であれミスさえなければ正面から食い止めることができると思う。山梨は個々は上手いが昨年のようなゲームメーカーがおらず、ボールを散らして守備陣を薄くしたところをドリブルで侵入し、PCを狙うという戦法のみと言えるのでそこさえ注意して戦えばインカレでえは勝機がないとは言えない。思い起こせば高橋章、岩館直也等を擁して秋のリーグ戦を全勝優勝し、4対0で圧勝した法政にインカレ緒戦でよもやの敗戦(PS)を喫したこともあり、学生の一発勝負はなにが起こってもおかしくない。選手諸君には昨年のリーグ戦で山梨に4対1で勝ったことを思い出し、このチームで少しでも長く試合ができるよう、奮励してほしい。(1985年卒 小田さんレポート)

女子

早稲田○ 4−0 ●東海  (9/15 東伏見グランド)

秋季関東学生ホッケーリーグ女子一部緒戦対東海大戦は9/15 13時に東伏見Gにて開始された。早大はCFW山崎が負傷のため欠場。11名での戦いとなる。しかしながら序盤から実力の差は明白で7分、8分と連続してPCを取るが決まらず、こう着状態が続いていた17分Q奈良が技ありのリバースシュートを豪快に決め先制する。その後、東海大にカウンターからダイビングシュートを試みられ、ヒヤッとするシーンはあるものの、早大が8割がた試合のペースを握り、P/CやJ井上のフリーシュートもあったが得点ならず、1対0で前半を終了。後半も攻め続けるがなかなか点が入らず、50分からしばらくは東海大のペースになり、いやな雰囲気が漂う。それを払拭したのが62分、カウンターからG西村からの好パスが奈良に渡り、奈良の当たりそこねのプッシュシュートがGKのタイミングをそらすことになり、ラッキーな追加点を上げる。その後戦意を喪失気味の東海大に対し、65分PCから主将I山口のループシュートのリバウンドをE野澤が押し込み3点目、68分に混戦から山口がリバースシュートを決めダメ押し、結局4対0の順当勝ちを収めた。結果的に見れば実力どおりの点差だったがボールは支配するもののラスト10分を切るまでは1点しか奪えず、今後の強豪との対戦に不安を抱かせる内容だった。前後半で10本以上あったPCから1点しか取れておらず、PCの決定力を上げるのが急務と感じた。一年生のN高城、G西村は春に比べ成長しており、一年生ながら中心選手として活躍をしており、今後が楽しみと感じた。先ずは実力的に互角と思われる来週の農大戦に全力を集中して勝利を飾ってほしい。
(1985年卒 小田さんレポート)

         
         
早稲田● 0−5 ○山梨学院大  (10/12 東伏見グランド)
関東学生秋季リーグ一部女子対山梨学院大戦は男子駿台戦に引き続き、東伏見Gにて開始された。春の王座決定戦を圧勝し、大学女子ナンバーワンの山梨に早大がどこまで食いついていけるかが焦点になると思われた。予想通り山梨の猛攻で試合は開始され、開始早々の2分、FGで先制される。試合開始直後の失点で浮き足立った早大は山梨の怒涛のような攻めにペースを握られ、8分の最初のPCも豪快に決められ、2対0と大量失点の危惧を抱かせた。しかしながら、この後、早大は必死で立ち直り、なんとか踏ん張りを見せる。右サイドでI主将山口、E野澤がコンビネーションで相手防御をかく乱して前進、Q奈良、G西村が巧みなドリブルで前進しチャンスを作るがFW一列目のキープ力、突破力不足から大きなチャンスにはならない。しかしながら早大はその後の山梨のPC4本をストップし、2対0のまま前半を終える。 後半もペースは変わらず山梨は攻勢をかけ続け、雨あられのシュートを放つが@寺田が再三の好守で失点を防ぐ。最終的にPCから3点失点し、5対0で終るが、現在の彼我の戦力を考えた場合、早大はよく健闘したと思う。本日の試合に関しては全員よく走っており、相手にフリーでシュートを打たれる場面はわずかで、最初の失点以外PC以外からは失点するようには感じなかった。FW一列目もJ井上、H狐塚はよく走っており、ボールにも絡んでいたが今後は今一歩のテクニック、走力、力強さをつけ、相手DFの脅威となれるよう精進してほしい。 インカレも山梨学院と緒戦から当たることになるが今シーズンの総決算として今回以上に差を詰めてほしい。
(1985年卒 小田さんレポート)