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平成20年度東日本インカレ  

■組合せ日程表 → こちらをご参照下さい

<男子チーム>
 1回戦 早稲田大○ 10 - 1 ●東海大 (8/26 東伏見グランド)
 2回戦 早稲田大○ 2 - 1 ●慶應大 (8/30 慶應グランド)
 準決勝 早稲田大● 0 - 1 ○法政大 (8/31 東伏見グランド)

<女子チーム>
 1回戦 早稲田大○ 19 - 0 ●東洋英和女子大 (8/26 東伏見グランド)
 2回戦 早稲田大○ 4 - 0 ●学習院大 (8/30 慶應グランド)
 準決勝 早稲田大○ 2 - 1 ●慶應大 (8/30 慶應グランド)
 決勝  早稲田大● 0 - 2 ○駿河台大 (9/6 東伏見グランド)

試合結果&レポート(男子チーム)

<試合レポート>

■男子2回戦 対慶應大

東日本インカレ準々決勝対慶応大学戦は豪雨のため試合が一日順延され、8月30日(土)14時15分に慶応大学日吉グランドにて始まった。早大はストッパーB多和田が手の負傷により欠場。試合開始直後は早大ペースで始まり、PCも取得したが先制することができない。こう着状態のまま15分頃慶応にPCを取られ、あっさり先制される。これで目が覚めたかのように早大も反撃を開始し、30分タテパスを受けたO福井がドリブルで侵入しPCを取得するが決まらない。全体的に前線でパスがつながらずなかなか決定的なチャンスをつかめないまま前半が終了する。後半も7:3で早大がゲームを支配するがなかなかサークルインできず、たまにシュートまで行ってもミスが多く得点につながらない。50分カウンターから左サイドを崩され、あわや失点かと思われたがGK柴田がかろうじて右足でさわりLCに逃げる。敗色が濃くなってきた65分、通算5本目のPCをM主将窪田がストレートで決め、振り出しに戻す。その後も早大はカサにかかって攻め続け、終了間際の69分左サイドを執拗に攻め、窪田のセンタリングをK藤本が執念で押し込み決勝点を挙げる。上述のとおり試合は全般的に早大ペースだったものの決定力不足から見ているものには心臓に悪い試合だった。総括としてGKを含めた守備陣は春に比べ安定感を増したと思われる(与えたPC2本)が攻撃が全くと言ってよいほど機能していないのは残念であり、今後の大きな課題と感じた。特に一年生FW陣の前に出るという意識が希薄でこれでは守っている相手にプレッシャーは与えられない。技術云々はともかくもっともっと強引かつひたむきなプレーを期待したい。今後の一年生FWの成長なくしてはこのチームの得点力アップは望めない。ひと夏を越え、大学の当たりにもそろそろ慣れてほしい。

■準決勝 対法政大

東日本インカレ準決勝対法大戦は会場を法政Gの予定を東伏見に移し、8月31日(日)15時に開始された。早大は多和田に加え、前日の慶応戦でFWの柱藤本がふくらはぎを負傷し欠場、主力2人を欠いた早大は選手層が薄いこともあり、苦戦が予想された。試合開始早々ドリブル突破したF坂田がサークル右45度からフリーで打つがキーパーの好守に阻まれる。直後法政もPCを連続で取得するが得点できず。その後も一進一退の攻防を繰り返す。早大は10分、20分、25分、30分とパスミスから反転速攻で決定的なピンチを迎えるがディフェンス陣の奮闘もあり、辛くも失点を免れる。早大も前半終了間際PCを連続して取得するが決まらず0対0で前半終了。後半開始直後の37分E崎尾のパスミスから法大に攻め込まれ、最後はPCを豪快に右上隅に決められ先制を許す。その後早大ペースになり10分間ほど攻め続けるが前日に引き続き決定力を欠き、得点できない。J小川が懸命に左サイドを攻めあがるがなかなかシュートまで持ち込めない。終了間際にPCを連続して取得するが惜しくも外れ、0対1のまま試合終了。PC早大4本:法大7本。法大も今季は決して磐石ではないだけにホームゲームで勝ちきれなかったのは残念であり、情けない。守備陣は前日に引き続き主将窪田、L野本を中心によくがんばっており、本来FWのD鷲田がLHのポジションで持ち前のキープ力でタメを作れたのも収穫だった。CH坂田は前半はよくボールに絡んでいたが後半はスタミナ切れで失速、ゲームから消えた。LI崎尾はキレのよいプレーをする反面、不用意なパスが多すぎる。本日は失点につながるミスパスのほかにもヒヤヒヤするパスが数多く見られた。中心選手としてもっと責任感を持ってプレーしてほしい。FWについては前日同様タテの動きが極めて少なく、I吉田が動くに動けない状況が続いていた。その他右サイドでのA金内、O福井、吉田の連携をより正確にしないと攻撃力がアップしないと感じた。 上記2試合を見つめなおし、怪我人が早く復帰し、昨年のように「元気な」ワセダが戻ってくるよう祈っている。可能性は十分あるので精進してほしい。

         
         
         

 (S60年卒 小田さんレポート)