平成19年度大学春季リーグ試合結果  

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男子チーム

 ■平成19年度春季関東リーグ(1部Aプール)

早稲田 0−0 △明治    (4月 8日15:00 明治グランド)
早稲田● 2−3 ○山梨学院 (4月15日15:00 法政グランド)
早稲田 3−1 駿河台   (4月22日13:30 東伏見グランド)
1部Aプール
山梨学院
明治
早稲田
駿河台
順位
山梨学院
6-4
3-2
8-0
1
明治
4-6
0-0
5-0
2
早稲田
2-3
0-0
3-1
3
駿河台
0-8
0-5
1-3

4

<5-9位順位決定戦>
    早稲田 6-0一橋 (5月27日13:00 東伏見グランド)

<5-6位順位決定戦>
    早稲田 3-3(PS4-5) 慶應 (6月3日11:00 慶應グランド)

 <男子1部リーグ最終結果>
    優勝:東京農業大 A法政大 B山梨学院大 C明治大 D慶應大  E早稲田大 F駿河台大 G一ツ橋大


女子チーム

 ■平成18年度春季関東リーグ(1部Aプール)
早稲田● 0−3 ○慶應    (4月 15日13:30 慶應グランド)
早稲田● 0−5 ○山梨学院 (4月22日15:00 東伏見グランド)
早稲田 1−0 東海    (4月29日13:30 東伏見グランド)
1部Aプール
山梨学院
慶應
早稲田
東海
順位
山梨学院
8-0
5-0
13-0
1
慶應
0-8
3-0
3-2
2
早稲田
0-5
0-3
1-0
3
東海
0-13
2-3
0-1

4

<5-9位順位決定戦>
    早稲田 5−1学習院 (5月13日11:00 慶應グランド)

<5-6位順位決定戦>
    早稲田 3−1法政 (5月20日11:00 慶應グランド)

 <女子1部リーグ最終結果>
    優勝:山梨学院大 A駿河台大 B慶應大 C東京農業大 D早稲田大  E法政大 F東海大 G学習院大

試合レポート

男子

早稲田△0−0△ 明治  4/8 明治グランド

シーズン公式戦の初戦、今年度チームの勢いを試すと共に、春季リーグAプール上位グループに入るためどうしても勝たなければならない明治大学との対戦で大変重要なゲームである。前半開始後はほぼ互角の展開となる。早稲田はどちらかというと個人のドリブルから中央または左右のサイドを攻め上がっていくパターン、そして明治はサイドより大きく前線へ長いパスを出してフォワードを走らせるパターンであるが、両者とも終盤での詰めに甘さが残りゴールできず。それぞれPCを数回獲得するが、シュートに精彩を欠きやはりゴールできず。そのまま前半終了。
後半も同様のペースで始まる。それでもそれぞれ前半よりは決定的なシュートまで持ち込めるようになったが、最終的にGKの好セーブによりゴールに結びつけることはできない。早稲田は後半25分、鷲田(健)選手がラフプレーによりイエローカードとなり、約10分間の退場となる。しかしこの明治にとっての好機も早稲田DF陣が集中して明治のFW陣を抑えたため、失点を許すことはなかった。結局後半も双方決定的なチャンスに十分恵まれず引き分けとなった。

         
   
         

早稲田●2−3○ 山梨学院  4/15 法政グランド

前半開始から選手の動きはよく、ほぼ互角に試合を進めた。この試合も前回同様、イエローカードをもらい退場者を出す中、何とか攻撃をしのいでいた。20分左サイドからのFHをタッチで合わされ、失点。昨春も、タッチシュートを決められいたが、今回も一瞬のマークの甘さが出た。徐々に攻撃に転じ、25分にPCのリバウンドから藤本(1年)が落ち着いて流し込み同点で前半終了。明治戦でアップシュートの経験が生きた。後半に入り、14分PCから主将植田(4年)のヒットシュートが決まり、逆転する。その後、攻め込まれことが多くなり、何度もPCをとられるがGK柴田(2年)の連続好セーブでリードを守る。しかし、22分にPCを決められ同点となる。残り3分またもPCから失点し、逆転負け。PCで2得点であったが、明治戦に比べ、中盤でドリブルが多く、相手のプレッシャーもあってか、前線に早いバスがなかなか通らなかった。明治との得失点差を考えると次戦の大量得点が望まれる。

         
         

早稲田○3−1● 駿河台  4/22 東伏見グランド

早稲田にとって上位トーナメント出場のためには、山梨学院が明治に勝利することを条件に駿河台に6点差での勝利が必須。そのためには開始から圧倒して攻め続けることが必要であった。開始直後からボールを支配し、有利に試合をすすめるが、動きがよく守りの意識の高い駿河台はなかなかゴールを割らせてくれない。前半18分、サークル内の混戦で崎尾(2年)からのボールを内山(4年)が浮き球をうまく押し込み先制する。1点目をとるのに時間がかかってしまう。追加点が望まれたが、ゴール前に人数をかけられ、PCもなかなか取れない。前半20分、PCが決まったかと思ったが相手GKの攻守にあいリズムに乗れないまま試合は進んだ。なかなか追加点が奪えないまま、時間が過ぎ、26分カウンターからPCをとられ失点。相手にとって、この試合初めてのPCからの悔やまれる失点であった。逆に守りのリズムもつかめないままの失点であった。その後も攻め続けるが同点のまま前半終了。
 どうしても6点差がほしいまま後半に入る。前半同様、攻め続けるが時間は過ぎる一方で、得点が奪えない。攻め続けた分、相手が引いてしまい、山梨学院戦同様、前線に早いパスが出ない。終了5分前にPCからのリバウンドを坂田(2年)が決め、やっと勝ち越し。68分にはゴール正面の坂田(2年)からのFHを藤本(1年)が見事に合わせ、3−1とするがそのまま試合終了。残り5分から2得点という勢いが前半からでていればという一戦であった

         
         

<順位決定戦>

早稲田 3-3(PS4-5)○ 慶應  6/3 慶應グランド

 早稲田は教育実習のため地元に戻っている4年生3名を欠いた状態での試合となる。
 前半立ち上がりからほぼ互角の展開となる。両校ともPCなど得点チャンスを迎えるが、なかなか決めることができない。15分、試合がようやく動きだす。まず慶應がPCから得点し先取点を奪う。対する早稲田はその後すぐの17分、相手陣右サイドへボールを持ち込みセンタリング。ボールは混戦を抜け逆サイドへ。ボールを受けた藤本選手が左に流れながらリバースヒットでシュート。相手GKに当るがそのままゴール内にこぼれ得点し、同点とする。しかし喜ぶのもつかの間。さらに20分、慶應がまたもやPCからサインプレーで見事にゴールし再び早稲田を引き離す。これに対し早稲田もまたその1分後、中盤からのタテパスをトップの藤本選手が受けすばやく相手サークルへ持ち込む。DFの左側をドリブルで突破、そのまま目の覚めるような強烈なリバースヒットをゴール右上隅に決め再び同点とする。わずか5分強の時間にそれぞれ2点ずつの得点を決め、激しい攻防へ流れが移ると思いきや、その後はお互い得点チャンスを作るが決定できずに同点で前半を終了する。
 後半まず10分、中盤の鷲田(剛)選手が相手陣25ヤード付近までドリブルで持ち込み、サークル内へヒットでパス。密集の混戦から吉田選手がこぼれたボールをシュートし、これが見事決まり早稲田が勝ち越す。その後、暑さのため両者とも疲れが出始めやや動きに精彩を欠いていく。お互い決定的なチャンスがないまま後半も30分が経過。あと5分守りきれば勝利というところであったが、後半33分自陣25ヤード内左サイドから相手にフリーヒットを与えてしまう。このフリーヒットを慶應がゴール前に入れ、混戦から決められてしまう。試合終了前の痛い失点だ。そして後半終了。
 順位決定戦のため、延長戦(7分半ハーフ)に入るが、ここでも両者とも得点できずPS合戦となる。
PS合戦は、両者とも5人中3人が決め勝負がつかず、サドンデスに突入。1人目は両者共ゴールを決めるが、2人目で早稲田の選手がシュートを相手GKに止められてしまう。2時間に及ぶゲームはようやく慶應の勝利で終了となる。これで早稲田は春季リーグ戦6位が決定する。

         

女子

早稲田●0−5○ 山梨学院  4/22 東伏見グランド

この日の対戦相手は強豪山梨学院大学。開始から早稲田陣内で展開される完全な山梨学院ペースでゲームは展開。選手個々のレベルも山梨学院が上回っている。しかし再三のPCやサークル内での攻撃にもかかわらず早稲田は唄主将を初めとするDF陣とゴールキーパー寺田選手の好守により得点を阻む。前半17分、LCからサークル内で混戦となったところを決められ失点される。そしてその2分後、再び攻められサークル内から相手のリバースヒットによるシュートで2点目を失点。いよいよ山梨学院の本領発揮と思えたが、しかしこの日の山梨学院は最後の決定力に欠けており、このまま2点差で前半を終了。
後半は早稲田も気分を入替え積極的に攻め始める。何度か山梨学院陣内サークルトップまで攻め込む。しかし徐々に山梨学院のペースに戻される。7分にフィールドゴールで失点。15分には山梨学院のPCからのサインプレー(ゴール前右手の選手がワンタッチでシュート)で失点。28分にPCから失点となる。このまま終了し最終的に0-5で敗れた。
これで2敗となりAグループを逃してしまった早稲田だが、次回の東海大戦の試合は絶対に勝たねばならない。

         
         

<順位決定戦>

早稲田 5−1学習院  5/11 慶應グランド

順位決定戦の最初は格下の学習院大である。前半の序盤、早稲田はスロースタートのためかほぼ互角の展開。両チーム共最終の攻めてに欠け得点には結びつけず。徐々に早稲田がペースを掴みかけPCのチャンスを何回か得るが、これもなかなかゴールに結びつかない。ようやく前半15分、1年生の井上選手がPCからのシュートを相手GKがはじいたところを見事ゴールに押し込み得点する。しかしその後もPCを取るものの決定力不足で追加点を取ることができないまま前半終了となる。
後半開始後もやや早稲田ペースで相手陣内での展開となる。しかし開始後5分、相手学習院の中盤からのタテパスが相手フォワードに渡り、そのままドリブルで早稲田サークルへ一気に持ち込まれ、反則をとられPCを与えてしまう。しかもこの少ない相手のチャンスにゴールを決められ早々と同点とされる。早稲田ペースで展開しているゲームだけに嫌な雰囲気が流れ出す。これで目が覚めたか、ようやく早稲田が本来の実力を出し始めてきた。早稲田のまたも1年生岡野選手が、10分、相手サークル内右側密集からシュート。これが見事ゴール左上につきささり得点。2-1と再び引き離す。さらに15分、相手サークル右側からセンタリングしたボールをゴール前逆サイドで待っていた井上選手が見事なダイレクトシュートで得点。本日2点目の得点である。ここまで来ると学習院も疲れが見え(早稲田も疲れてきましたが・・・)、完全な早稲田ペース。20分、野澤選手がPCからの流れたボールを押し込んでゴール。その後またもや1年生の狐塚選手がダメ押しの得点。
序盤立ち上がりが今ひとつであったが結果は快勝。特に1年生の活躍が今後に期待をもたせるゲームであった。